堀尾 友美 | 合田工務店リクルートサイト

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INTERVIEW

多くの人たちと建物を作り上げていく仕事。
私は、社内から現場に参加しています。

TOMOMI HORIO

堀尾 友美 (ほりお ともみ)

東京本店 建築部 建築課

2022年度入社

インタビュー内容

「東京で働きたい」という思いを叶えるため、
拠点の多い大手企業よりも、合田工務店へ。

子供の頃、ボーイスカウト活動に参加していたことがきっかけで、「ものづくりが好き」という気持ちが芽生えました。将来を見据えて、建築学科のある長野県の大学へ。そして学んだことが少しでも活かせる就職先として興味を持ったのが、ゼネコンやハウスメーカーでしたが、様々な建物を手がけているゼネコンを第一志望にしました。

企業選びのポイントは、勤務地です。まず転勤がないこと、そして東京で働くこと。就活サイトで、この2つのポイントを満たす企業を検索してヒットしたのが合田工務店でした。オンライン企業説明会の情報を見つけるまでは、正直、社名も知りませんでしたが、人事担当者の穏やかな雰囲気が、私が抱く建設業のイメージと良い意味でギャップがありました。何より拠点の多い大手企業なら転勤の可能性もありますが、関東圏に集中して事業を展開している合田工務店の東京本店なら、じっくり腰を据えて働けると思ったことが入社の決め手となりました。

汗が滴る夏の暑い日にも、指先が凍えるような寒い日にも、
建物が出来上がっていく様子を現場で見守りました。

新入社員研修を経て、建設現場へ。配属されたのは、羽田空港跡地を開発する「羽田EASTプロジェクト」の地上9階建マンションの建設現場でした。基礎コンクリートを打つために地面を掘る「根切り工事」が終わったばかりのタイミングで配属され、それ以降、建物の基礎をつくる「基礎工事」や本体部分をつくる「躯体工事」「外装工事」「内装工事」まで、約1年間をかけてマンションを完成まで導きました。

学生時代に学んでいたとはいえ、実際に大規模な建物をつくる現場は初めて。梁の高さが3メートル以上ある地中梁を目にした時には衝撃を受けました。コンクリートを打つために必要な鉄筋の工事写真撮影を担当したのですが、鉄筋の太さや間隔など、複雑に組まれた配筋写真の撮影はとても大変でした。鉄筋は隠ぺい部とも言い、建物になった時には目に見えない部分ですが、その工事現場を垣間見た経験は、とても貴重なものでした。汗が滴る夏の暑い日にも、指先が凍えるような寒い日にも、少しずつ建物が出来上がっていく様子を見守り続けた約1年間。晴れて引き渡しの日を迎えた時には、感慨深い気持ちになりました。

現場所長がスムーズに工事をスタートできるようにサポート。
機電班は、目に見えにくいけど、なくてはならない仕事です。

入社2年目を迎えた4月より、社内勤務となり、機電班に配属されました。新しい現場を担当する現場所長が、スムーズに工事をスタートできようサポートすることが機電班の大きな役割です。

私は主に現場着工前の書類作成を担当。例えば、建設工事で生じる廃棄物は、建設リサイクル法に基づき、工事着手の7日前までに役所に「産業廃棄物管理票」を提出する必要があります。また足場設置を行うためには、工事開始30日前までに労働基準監督署に「足場設置届」を提出しなければなりません。そのほか、工事車両を出入りしやすくするための「切下げ申請」や道路沿いの敷地を掘削を行うための「沿道掘削申請」など、事前申請が必要な業務は多岐にわたります。

またBIM(Building Information Modeling)と言われる建築設計に用いられるソフトウェアの本格導入に向け、試運転を行っています。建物の3Dモデルをベースに設計から施工、維持管理まで、あらゆるシミュレーションが可能になるなど、会社の未来を見据えた大切な仕事を任されています。

現在、機電班に所属しているのは、男性上司2名と同期の男性社員2名、女性の先輩1名と私の合計6名。少数精鋭で年間70現場を超える工事に関わるサポート業務を行っています。現場を想像しながら申請書類を作成することができるので、1年間の現場研修は、大いに役立っていると思いますね。目に見えにくいかもしれませんが、なくてはならない仕事です。多くの人と協力しながら建設をつくりあげていく仕事にやりがいを感じながら、私は社内から現場に参加しています。

休みの日に、お気に入りのカフェで
のんびりとした時間を過ごしています。

東京生活にも慣れ、休みの日には自分時間を楽しんでいます。日中はあまり外には出かけず、夕方ごろからお気に入りのカフェで時間を過ごす。静かな場所で小説などを読みながら、のんびりすることが大好きです。オンとオフのメリハリをしっかりつけることができるので、自炊にも力を入れるようになりました。

学生へのメッセージ

社会人としての第一歩を踏み出す会社を決めることは、簡単ではありません。会社の規模や仕事内容だけでなく、自分がその会社で働く姿をイメージできるかどうかも大切ですし、そのための努力も必要かもしれません。合田工務店に内定後、ちょうどコロナ渦真っ只中で時間もあったので、建築士の資格勉強に励みました。「G1サポート制度」という資格取得支援制度を利用し、おかげさまで入社1年目にして1級建築士資格に合格しました。

人と街の未来を創る
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