じっくり腰を据えて働ける環境を求めて、
設計事務所から合田工務店へ。
以前は東京の設計事務所で働いていましたが、Uターン転職をきっかけに合田工務店へ。設計事務所ではなく、ゼネコンである合田工務店を選んだ理由は、マンションやオフィスビル、工場、商業施設、学校、医療施設など、設計職として大小様々な用途の建物に携わることができると思ったから。設計、施工を手がけるゼネコンの中で、四国内では最大手の会社であることも魅力のひとつでした。入社以来、1000m2から2000m2までのマンションや商業ビル、工場などを担当してきました。やはり自社に施工部門がある環境は大きなメリット。現場の声に耳を傾けながら設計に取り組むことができるので、よりお客様のニーズに応える建物に近づけることが可能です。
基本設計、実施設計、設計監理をひとりで担当し、
複数案件を同時進行しています。
設計職の仕事は大きく、基本設計、実施設計、設計監理に分かれます。まずお客様の要望をヒアリングし、機能や部屋の大きさ・数、内観・外観イメージなどを決定していく「基本設計」。営業とともに何度となくお客様と打ち合わせを重ね、基本的な仕様を固めていくこの工程が、目的にそった建物をつくり上げていく上で最も重要になります。そして実際に建築工事を進めていく上で必要な役所への確認申請や事前協議、材料選定、数量にもとづく積算(見積)を行う「実施設計」。予算に応じて、お客様とコンセンサスを取りながら進めていきます。そして着工後、設計図通りに工事が進んでいるかを監理していく「設計監理」。複数案件を同時に進めることも多く、各工程を一人で担当していますので、案件に応じて頭を切り替えながら進めていく必要があります。
常に新鮮な気持ちでお客様と向き合い、
基本設計の軸となる要素を見いだしていく。
最もやりがいを感じるのが、お客様と何度となく打ち合わせを重ねながら、基本設計の軸となる要素を見いだしていく時ですね。様々な意見を集約していくと矛盾が生じたり、現実的な問題に直面することもありますが、お客様のイメージの先にある理想の建物に近づけていくことが、難しさでもあり腕の見せ所だと感じています。私が常々心がけているのは、一つひとつの案件に新鮮な気持ちで取り組むこと。お客様の想いは人ぞれぞれですので、過去の実績や先入観にとらわれてはいけません。基本設計の軸となる要素を見いだしていくためにも、常に新鮮な気持ちでお客様と向き合い、真に喜ばれる建物をカタチにしていきたい。様々な用途の建物に携わることができる合田工務店なら、いつまでも新たな挑戦を続けていけると思います。